サステナブルな暮らし

【正直レビュー】LFCコンポストは初心者におすすめ！虫や臭い、手間など気になるポイントを解説します

毎日家庭から出る生ごみ。もったいないなと感じたり、臭いや処理を煩わしく感じていたりする人もいるのではないでしょうか。

わたしも栄養のある部分を捨てるのはもったいないと感じていて、どうにかできないかなと思っていました。そんな時に見つけたのがコンポスト。

コンポストとは「堆肥」「堆肥をつくる容器」という意味。家庭から出る生ごみを微生物の働きを活用して発酵・分解させることで、栄養豊富な堆肥へと生まれ変わるのです。これだ！と思い、早速「LFCコンポストキット」を購入してみました。LFCコンポストは必要な基材がすべてセットになっているので、初心者でも始めやすいと思います。

今回は、LFCコンポストを使って実際に生ごみの投入から熟成、種蒔きまで行った筆者が、虫や臭い問題など気になる点をレビューしていきます！

LFCコンポストってなに？

LFCコンポストは、「生ごみから美味しい野菜をつくろう」というコンセプトのもと、コンポストキットの販売を行っています。バッグや基材など、必要な物がすべてセットになっているため、初心者でも始めやすいのが特徴。

LFCのコンポストキットは、以下の内容がセットになっています。

２回目からは、コンポスト基材だけのお届けが可能な定期便もあるので、続けやすいのも魅力◎

個人的には、この専用バッグがとてもいいな～と思っています。ファスナーが隙間なくしっかり閉まるので、中に虫が入る心配も最小限。

水も簡単に染みこまない生地なのも良いです。見た目もシンプルなので、ベランダに置いていてもおしゃれ。

LFCコンポストに生ごみを投入！

始め方もカンタンです。セットが届いたら、まずは専用のバッグの底に段ボールを敷き、内袋をセットします。

内袋にコンポスト基材を入れて、屋根のあるベランダなど風通しの良い場所に置いたら準備OK。底はだんだん湿ってくるので、風が通りやすい台の上に置くのがおすすめです！

あとは1日300gを目安に生ごみを投入し、その都度基材をかき混ぜます。そのまま2か月間（小さめセットの場合は4週間）、投入とかき混ぜるを繰り返しましょう。

2か月経ったら、次は熟成。週3回ほど水を入れてかき混ぜるのを繰り返し、3週間ほどで堆肥の完成です！

LFCコンポストを使ってみた感想。虫や臭い、手間は？

気になっていた虫の問題ですが、生ごみを投入していたのが冬だったこともあり、コンポストの中に虫は一匹も見ていません！生ごみを投入する時は手早く行って、ファスナーをきっちり閉めていれば虫の発生は最小限にできるはず。

臭いについては、ベランダが生ごみ臭くなることはありませんでした。ただし、悪天候で一時的に室内に入れた時はちょっと嫌な臭いがしたので、やはり屋根付きのベランダがベストです。

手間に関しては、普段生ごみを捨てる手間に、かき混ぜる工程が加わっただけなので、大きな手間はありません。むしろ続けていると微生物の力で土がほかほかと温かくなっていたり、変化があるので楽しく続けられます。

ちょっと気になった点

一度やってみて、これからも続けていきたいと思ったのですが、続ける上で気になった点が2つ。

一つは、バッグが一個だけだと熟成期間の3週間は生ごみが入れられないこと。もう一つバッグを買って、サイクルを回しておかないといけないんですよね。一度お試しでやってみて、続けられそうであれば定期便を申し込むのがいいかなと思います。

もう一つは、できあがった堆肥の行き場所。今回は自宅で野菜を育てるために使いましたが、一回で結構な量の堆肥ができるので、その行き場所を探さないといけません。

自宅に広いお庭があるといいのかもしれませんが、私は賃貸物件に住んでいるので限界があり…。せっかく栄養豊富な土なので、どこか寄付できるところを探そうと思っています！

生ごみからおいしい野菜づくりをしてみよう

捨てるはずだった生ごみを有効活用して、野菜づくりができるLFCコンポスト。コンポストを初めてやる人には、とてもおすすめです。無理なく続けられるし、堆肥から野菜が育っていく過程も楽しめるのでわたしも気に入っています。

ぜひ、生ごみから生まれる自然の循環を生活に取り入れ、楽しさや感動を味わってみてはいかがでしょうか？

▼LFCコンポスト公式サイト